BOB

暴力脱獄のBOBのネタバレレビュー・内容・結末

暴力脱獄(1967年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ポール・ニューマンの代表作の1つ。

パーキングメーターを破壊した罪で収監されたルーク。看守達に虐げられながらも、脱獄を繰り返す。

〜反骨精神。なぜ人間は生きるのか。〜

刑期2年にも関わらず反発して脱獄を繰り返すルークに疑問を感じていたが、この映画の本質が見え始めると彼の行動に納得ができた。単なる脱獄映画ではなく、宗教的で哲学的な映画だった。

囚人仲間と強制労働を楽しむシーン、1時間でゆで卵50個完食に挑戦するシーン、穴掘って埋めるシーンが印象的。誘惑する女、ティアドロップグラサンの男。

永遠に死なない方法は、人々に語られ続けること。人間最後は皆死ぬのだから、人生笑って楽しんで生きていこう。

「ショーシャンクの空に」の原点。

📝「ニヒリズム」・・・虚無主義。物事の意義や目的といったものは存在しない、自分自身の存在を含めて全てが無価値だ、とする考え。

"Calling it your job don't make it right, Boss."

"What we've got here is... failure to communicate. "

" Yeah, well... sometimes nothin' can be a real cool hand."

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