フライ

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たちのフライのレビュー・感想・評価

3.6
やり手警視の担当した教会で起きた不審死による殺人事件と、別の捜査をしていた刑事が乗った車に衝突してきた、キリストの格好をした男が怪しい人物から命を狙われた事から2つの事件が繋がり、警視と刑事の即席コンビが、予想だにしない大きな陰謀にぶち当たるアクション、サスペンス、ミステリーと色々な予想が入った作品。
前作は何処かフランス映画としてのセンスを感じた作品だったが、本作はフランス発祥のパルクールをふんだんに使ったり、色々なアクションシーンはとても楽しめた。
ジャン・レノの演技は前作同様良かったが、なんと言ってもクリストファー・リーの重厚感のある演技が、ミステリーとしての面白さを増していたのがとても良かった。
本作は最後の晩餐の12使徒を使った残酷な連続殺人やキリスト教と謎の展開、アクションシーンの凄まじさと前作同様のミステリーとしての面白さで楽しめたアクション映画だが、早い段階で何となく犯人が分かってしまったのは残念だった。
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