ツクヨミ

猿の惑星・征服のツクヨミのレビュー・感想・評価

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)
3.8
旧猿の惑星シリーズ第4作品目。
新猿の惑星の続編、舞台は1991年アメリカ、宇宙のウイルスにより猫と犬が絶滅し猿が人間のペットや奴隷になっていた。
ジーラとコーネリアスの息子のシーザーは、サーカス団長のアルマンドに育てられ、巡業で街にやってくるが、同胞が人間に虐待されている様を見せられる。
あらゆる土地から猿が連れてこられ、訓練させられ、オークションにかけられ、売られる。人間に従わないものは体罰を受けるという虐待が行われ、猿たちにとって地獄のような世界。この設定はわりかし好みです。
全体を通して猿たちの怒りが爆発する本作。後半はまさに戦争さながら猿が人間を蹂躙する様は見応えあり。最後のシーザーのセリフもなかなかみものです。
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