超絶大傑作!
冒頭の文子たそのえちえち入浴シーンからして良い。シネスコ画面の使い方が超絶上手くてビビる。カラーなのにフィルム・ノワールみたいな陰。どーやってるんだ??
闇堕ちした岸田今日子怖い!
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若尾文子と岸田今日子がかち合うシーンはほぼワンシーンだけなんだけど、画面からバチバチ殺気が漂っていてすごかった。
この時代の増村作品って「愛憎劇」のように見てた時期があったけど、「社会からの愛情(…
シネスコを削りに削る増村の画面構成。
岸田今日子が医者を見送るときに画面奥の寝室が血みどろで真っ赤なのが最高。
メインでは若尾文子と岸田今日子だけは演技がマシなので、二人の切羽詰まった感情の発露が…
照明の映画。二分割された画面が続きカッコいいのだが、ラストで若尾文子が扉を開けて境界線を超えるというレギュレーション違反にもウルっとくる。
だれがなんと言おうとこれは岸田今日子の映画。彼女にヤンデ…
冒頭から艶めかしい若尾さんですが若尾さんだけでなく岸田今日子までも艶めかしい
悪い田宮二郎が死んでしょっぱくて幼稚な川崎敬三が生き延びてしまう不条理、最後に愛を手に入れたからなのか
にしても独特…
まだ増村保造、2本目だけど、なんと言っても、良いのが構図。
主人公が話してる場面にもかかわらず、脇役や他のざわざわしてる角度から撮って、主人公はいつも後ろの方にいたり、なんとなくこの場所は不穏です…
これは恐ろしい話だ。男の夢と、女の愛とが激しく交錯し、エゴイズムと欲望むき出しの人間たちが、自らの手で自らの首を締めあげ悲劇的な結末へと転がるように落ちていく。
全編にわたって名言のオンパレードで…
・バーやナイトクラブなどを多数経営しつつある企業の株式を買い占めようと企む田宮二郎
・田宮の株式買収を阻止しようとする川崎敬三
・田宮の企みを知るために川崎が関係を持つ田宮の秘書・江波杏子
・…