michi

結婚哲学のmichiのネタバレレビュー・内容・結末

結婚哲学(1924年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

エルンスト・ルビッチのサイレント。活弁付きでした。こんな丁寧に説明してくれるのね…。

絵に描いたようなビッチ女は、イラつくを超えておもしろかった。すごいわ。不倫ものだけど、本当に悪いやつはビッチ、じゃなくてミッヂだけだし、まあいいや。

ストーリーはさておき、よく出来た映画だ。サイレントでもドタバタのすれ違いが分かりやすくて、コントみたい。最後は成り行きでいい感じに丸く収まるし、オチまでついて、しっかり計算されています。ホテルでのエレベーターの行き違いはありぎちだけど見入ってしまう。Fifty-fiftyという謎の着地点で納得した(させた?)シャルロットも、それを信じない能天気な旦那もかわいいよ。そしてグスタフがんばれ!たぶんミッヂとは続かないぞ!

バラとかネームカードとか、物の動きがおもしろい。ゆで卵とコーヒーのキスが最高。もっとルビッチ作品を観てみたい。
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