その後のダーティハリーとも言うべき頑固な不良刑事と、お坊ちゃん新人刑事。
イーストウッド大先生による軽快なバディアクション。
見て学べ！と言わんばかりに黙々と無茶をする先輩刑事ニック。リアルクレーンゲームやら、所構わぬ発砲やら、で大張り切り。
教わる新人デビッドも困惑。犬に追われるわ、ドーナツ食っただけで罵しられるわ、坊や呼ばわりでトラウマも蘇る。
積もり積もったストレスのせいなのか、デビッド致命的なミス。ニックが人質に。
挽回のためにデビッド、ニックの教えを思い出し、大暴れの始まり！やり過ぎ度では確実に先輩越え。
新人教育って難しい！
それでも昔気質な刑事の魂はキッチリと継承され、ラストで思わずニヤリ。
悪役のスケールが小さいとか、SMシーンがやけにねちっこい(監督の個人的な趣味？)とか、ツッコミ所はありますが、肩に力入れずに観られる楽しい娯楽アクション映画でした。
時代遅れの刑事を自嘲気味に演じるイーストウッド監督も実に楽しそうです。
チャーリー・シーンもこの頃はまだ輝いてたなぁ…。
若者とオッサンの狭間に立つ自分はどちらの気持ちも分かる様な、分からん様な…。
追記)デビッドの嫁が自宅で襲われるシーン、明らかにスタッフが見切れてるんだけど、これ有名なのかな。
