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薬指の標本のAQUAのネタバレレビュー・内容・結末

薬指の標本(2004年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

炭酸飲料の工場で薬指を切断してしまった女性、彼女はすぐ気絶してしまい切断された薬指の行方はわからず、職を失った彼女は宿屋を半日使える契約で住み始め、仕事も標本を作る事務をはじめる。

標本への依頼は自分の気持ちが澱んだ品物、その想いとの決別もしくは封印を意味してて訪れる人々はその想いから解放される、主人公の女性も人から愛されたい想いがあるも他者とのかかわりが出来ない、唯一標本技師と関係も持つものの自分の本当の気持ちもわからず、ただプレゼントされたぴったりの靴を履き尽くす事で、その想いを感じ満たされている。

しかし火傷の少女と技師の秘密を突きつけられかき乱された自分の想いを封印する為に彼女は技師の部屋へ向かう。

オルガ・キュリレンコの初出演作品。

内容は物にある想いの標本、保管として題材は人の気持ちを表しやすい題材のはずなのに終始静かにそして不気味に進んでいきます、決して感動しないと思いますね。

技師役のおっさんの交わりかたが気持ち悪い、オルガ・キュリレンコの大胆すぎるヌードと対照的に何故脱がない!おっさん!!とツッコミしたくなります。

映画.com参照
「博士の愛した数式」などの作品で知られる芥川賞作家・小川洋子による同名小説を、フランスの女流監督ディアーヌ・ベルトランが映画化。勤め先の工場で、作業中に薬指の先を切断してしまった21歳のイリス。事故をきっかけに仕事を辞めて港町へ引っ越した彼女は、森の中に佇む不思議な雰囲気の建物で標本技術士の助手として働くことになるが……。ヒロインを演じるのは、ウクライナ出身のトップモデル、オルガ・キュリレンコ。

薬指の標本
L'annulaire
2005/フランス
配給:エレファント・ピクチャー
AQUA

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