このレビューはネタバレを含みます
💋
🌹【お客さまへお願い】
この映画のストーリーには"ある秘密"があります。これから映画をご覧になる皆さまは、その秘密をまだご覧になっていないお友だちやご家族に決してお話にならないようお願いします。
ブルース・ウィリス
🌹とてつもなく大好きな作品。ルールや"ある秘密"に関する伏線が盛りだくさん。美術や衣装、小道具にまで工夫がされているためシーンの隅々まで何度も繰り返し観たくなる。久々に観て、改めて素晴らしい作品であることを実感。
今回初めて鑑賞した彼氏はラストの衝撃に頭の整理が追いつかず困惑w
そしてだいぶ怖かったらしい。うちは号泣だったのに…何この違いw
🌹ブルース・ウィリス若っ。しっかり髪の毛ある、素敵♡
🌹大切な夜に元患者のヴィンセント・グレイが自宅に侵入。しかもなぜかパンイチ状態。
冒頭から主人公が銃で撃たれるのは衝撃的だよね(この時点で彼氏困惑)。
🌹コール・シアー9歳 両親の状況離婚 強い不安感 社会的に孤立 情緒不安定
担当してた頃のヴィンセントと同じぐらいの年齢、同じ家庭環境、同じ症状…態度も話し方も悩んでることも同じ。2人はよく似ている。
これはヴィンセント重ねて見ちゃうね。
🌹心を読むゲーム
心を読んで正しければ椅子のほうへ1歩進む。間違ってればドアの方へ1歩下がる。椅子まで来たら腰を掛ける。ドアに着いたら行っていい。
🌹レストランで待ち合わせしてたのに遅れ、仕事の話をしまたもアンナを二の次ぎに…怒らせ、気持ちが通じなかったと思うマルコム。そんなマルコムに冷たく「いい結婚記念日を」と言い帰ってしまうアンナ。あの晩の事件以来、夫婦の間には大きな溝が出来た。
🌹病室でコールがマルコムに霊が見えることを打ち明けるの号泣。ラストを知ってるからこそより涙ぐんじゃう。
🌹コールが話す幽霊のルール
①死者は自分が見たいものだけが見える
②死者はお互いには見えない
③死者は自分が死んでいる事に気付かない
🌹 "死者の願い"を叶えるべく動き出すコールとマルコム。キラの無念を晴らしたことで、死者を救えたという自信を持ち、死者に対する見方が変わった。学校にも馴染んでいき、以前のようなコールではなくなっていた。
🌹マルコムとコールの最後のお別れ…コールのお願いでまた明日も会おうの程に。最初出会った時もコールはまた会える？って聞いてたっけな。
🌹コールがお母さんに死者が見えること告白するシーンも感動的。お母さんがおばあちゃんのお墓に来て質問してたことに対する答えが"毎日"ってのがもー素敵すぎる。
💄••┈以下"ある秘密"について記載あり┈••💄
🌹マルコムとコールの初対面。最初逃げたのは幽霊って分かったからで、教会(聖域)に逃げ込んでそれでも入ってきたから悪いやつじゃないって思ったから話したんだろうな。息が白くならなかったのはシンプル、マルコムが怒ってないからと判断。
🌹コール教会で置物？盗んだのは自分の家に聖域作るためだったんだね。
🌹数秒目を離した隙にキッチンの戸棚全開。そしてコールの手形が机にくっきりと残る。これは霊が近くにいて寒かったから手の熱で跡が残ったという描写なんだろうな。
🌹病院でマルコムに霊が見えると打ち明けたコール。ここでコールはマルコムの状態を客観的に説明してたんだろうな。
🌹レストランでのアンナはマルコムに対して怒ってるのではなくただ1人、結婚記念日を悲しく過ごしてるだけだったんだね。「いい結婚記念日を」はタイミング良すぎる。あとアンナの目の使い方上手。奥の客を見た目がマルコムを見たように見える。
アンナは冷たくなったのでも、無視をしているわけでもなく、マルコムがこの世に存在していないことを受け入れられず、逆に鬱になってたってことだったんだね。
🌹コールが見る霊はみんな死んだ状態でそこら辺にいる。多分コール視点だとマルコムの左の脇腹には銃痕があったんじゃないかな？映像自体はマルコム視点で自分が見たいものだけが見える＝死んでると思ってないから銃痕消えてる設定なんじゃないかな。
アンナが他の男とイチャついてる時は感情的になり見たいものだけ見えるの気持ちがほんのり緩み脇腹を押さえていたんじゃないかな。
🌹ヴィンセントに撃たれたあの晩、とっくに命を落としていたのだマルコム。ヴィンセントを救えなかった後悔と、妻を残してしまった未練が残り、まだこの世を去れないでいたところコールと出会ったんだね。
🌹結末知ってても大号泣。そして初めてもうひとつのエンディングが存在することを知った。即行でもうひとつのエンディングが収録されてる"コレクターズ・エディション"を購入。
🌹コレクターズ・エディションの特典映像、最高がすぎる。そして未公開シーンが良すぎる。特に"もうひとつのエンディング"。未公開シーン全部カットしなくて良かったのに。
💄••┈┈┈┈┈以下ネットより┈┈┈┈┈••💄
🌹マルコム(幽霊)の伏線集
① 霊が怒ってる時は寒くなる
② マルコムと会話をしていたのはコールだけ
③ 物を動かしていない(例外あり。感情的になった時など)
④ アンナのシャワーシーンでマルコムは彼女を真っすぐ見ておらず、鏡越しに見ている。この時点で彼は「この世に存在していない」ことを現わされている。
⑤マルコムの服はいつも同じ。ただし撃たれた瞬間に着ていた服とは限らない。あの晩着てた服の上着やトレーナー、マフラーなどもあるが常に着てるのは青いシャツ。
⑥ アンナが店の従業員男性とキスをしようとするとマルコムが窓ガラスを割って妨害。逃げる際、マルコムはちょっと不自然な歩き方をしている。よく見ると左の脇腹、つまりあの日撃たれた部分を押さえている。これは彼が撃たれてしまったことを決定づける細やかな演出。
⑦ ラストのどんでん返しでマルコムは指輪をしていなかったことで、彼が今まで死んでいたという衝撃の事実が明らかになる。その事実を隠すためにマルコムの左手は映画の中で映されていない。ブルース・ウィルスが左利きだったため、文字を書くシーンでは無理やり右手で字を書いていたそう。
🌹赤が出てくる時は何かしらあの世の影響を受けてる時と、監督は語っている。
赤⋯書斎のドアノブ、レストランでのアンナの服、誕生日会のコールのセーター、風船、キラの母親の服
🌹コールとヴィンセントは、同じくゴーストが見える役で2人とも白い髪が混ざっている。監督曰く"霊感の強い人"はどこか同じ特性を持っているとのこと。
🌹実は監督自身、医者のヒル役としてカメオ出演している。ちなみに監督の両親はどちらも医者らしい。
🌹ヴィンセント役のドニー・ウォルバーグの減量がえげつない。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのメンバーでたくましい男性アイドル。監督的には減量出来て3〜5㎏って思ってたらしいけど結果20㎏も減量してきたらしい。
