ちぬちぃぬ

侠客列伝のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

侠客列伝(1968年製作の映画)
3.8
あらすじ的なの詳しく書くと、だいぶ長くてややこしい人間関係なのでー 超簡単にまとめますね〜(´ω`)

日露戦争に大日本帝国が勝って
国全体が浮かれ気味の明治40年が舞台

政府により賭博行為全面禁止の刑法が可決
東西のヤクザが「ほんならどないしやしょー」って事で、強化のために手を結ぶ

“至誠愛國”を掲げて新たな組織を結成するはずだったが、やっぱすぐ揉めるヤーさんたち

。。。というのが超大雑把なストーリーですね
揉めてからは「やったのやられたの」のいつものヤクザ映画です

監督もいつものマキノ雅弘監督です✨

この1年間ほどで観たヤクザ関連映画の中では一番右翼傾向が強いとは思うけど
ヤクザ映画は大抵ウヨ気味なので特段驚くところはないですね
こんなものでしょうね

キャストが豪勢✨
高倉健(大倉伊之助)と鶴田浩二(直木浅次郎)の真剣タイマンは見所!めちゃくちゃカッコいいです👍

今作でも私は!潮健児さんを見つけました✨

そういえば桜井健一さんの名前がキャスト一覧に見つからないなぁと思ったら、この作品の時点では本名の宮土尚治で出演されてたんですね
桜井さんは私世代だと『柔道一直線』など青春スポ根ドラマなどが馴染みなんですが
なかなかヤクザ映画にも結構出演されてますね
以前から存じていたのは『仁義なき戦い』ぐらいだったです

この作品では三下の役、里見浩太朗(松原喜平)まだまだ若手ですね
藤山寛美氏も凄く若い〜

私は若山富三郎(河野忠七)のキャラがお気に入りかな

締めは殴り込み!
清水と山形を滅殺!ヽ('ω')ノ

武士とは違うヤクザの日本刀捌きは
技術的には雑でも気迫を強く感じます
シルエットが決まっている✨

血糊は凄く…少ない
そんなに切ったり刺したりしたらもっと血塗れになるはずなので
血の量は1割弱くらいかな〜