まお

西の魔女が死んだのまおのネタバレレビュー・内容・結末

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

こんな粋で凛としている魔女になりたい。

以下乱文

おばあちゃんが夜中にクッキーを焼いてくれて一緒に食べるシーン、母親が平日のお休みの日、クッキーを焼いてくれて一緒に食べたのを思い出す。手作り特有の味とか温かさとか形とか。丸くて少し甘くて美味しかったな。しあわせの形だったね。ふとした時にしあわせだったな楽しかったなってふと思い出す出来事があるといいね。この映画観てあのシーン観なきゃあのクッキーがしあわせだなんて思えなかったと思う、当たり前のようで当たり前じゃない、少しだけのイレギュラーが幸せだと気づいた。

あとは、やさしい気持ちになれた。
死んだら魂は体から離れて旅をするお話も好きだった。
自分の名前にも入ってる「優」、この字のように生きられるよう、魂と体が一緒にいるうちに、私が死んで魂が旅をする前に、この魂を成長させて、最高級の魂にして体から送り出してあげようってぼんやりと思った。

最後の西の魔女から東の魔女へのメッセージ、こんな風に約束を忘れずに、そしても守れる大人になりたいし、そうあり続けたいとも思った。
まお

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