このレビューはネタバレを含みます
原作は思春期の頃に一度読んだきり。同作者の作品なら『裏庭』のほうが好きでした。
学校に馴染めない子供が、休養先で、他では得られない経験をし、成長する。王道の物語。
イギリス人の祖母と、ハーフであ…
このレビューはネタバレを含みます
大好きな作品。
私もいい香りのシーツで眠りたい笑
まいとゲンジは相容れない関係だけど、2人とも社会からエスケープして来てたり、他人に心を開けなかったり、小さな草に目が止まったり、似てるところがたく…
自分も小さい頃、
"人は死んだらどうなるんだろうと"
よく考えて泣いたことがあったりした。
けどこの作品が、おばあちゃんが
やっと納得できる正解を教えてくれた。
"魂が自由になる"
素敵な考え方だ…
静かに話が進む
あまり起伏もなくたんたんと進みます
優しいおばあさんと
学校生活が馴染めなくなった
思春期の娘の話
周りの子をくだらなく見えているのに
自分も同じことをしてしまう
そして取り返しの…
おばあちゃんの死生観、愛の源泉が
少し不思議なほど丁寧な日本語で語られていて
きっと文字でこのストーリーを読んだら
もっと根っこの部分まで、まいを取り巻く人達を愛おしく思える気がする。
魂について…
この歳になって改めて見るとグッとくるものがあるねぇ
「扱いにくい子」 子供って案外親の言うことしっかり聞いてるから気をつけないとだね。
私も親に言われて傷ついた、そんな記憶があるよ。
おばあちゃんが…
(C)2008「西の魔女が死んだ」製作委員会