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嵐を呼ぶドラゴン
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目次

『嵐を呼ぶドラゴン』に投稿された感想・評価

カンフー映画と言えば…

ブルース・リー
ジャッキー・チェン
ジェット・リー
チャン・ツィイー
サモ・ハン・キンポー etc…

数多くのカンフー俳優がハリウッドデビューしている中、「これぞ香港のカンフー映画だ!」と言う人もいるでしょう(^o^)

とにかく“金をかけないでアクションで魅せる映画”…ある意味、これがひとつの香港映画の醍醐味というか、面白いところ…

実際にカンフーの達人でもあるという
チェン・カンタイのカンフーは
それなりの迫力がある。

今作を観ると余計にブルース・リーを始め、世界に名を知らしめるカンフー・スターを排出したゴールデン・ハーベスト社の設立者、レイモンド・チョウのプロデュース手腕のスゴさを改めて思う。
「燃えよドラゴン」の大ヒットした時代にやたらとカンフー映画につけられた邦題“○○ドラゴン”や“ドラゴン○○”は、あまりにもセンスがなく、いかがなものかと思った。

あっ、そうそう(^_^;)…今作レビュー…

カンフー映画も時代とともにスピード&アクション&ストーリーも進化しているけど、この時代の古典カンフー・マニアには楽しめると思います(^_^)v

マニアでない方にはちょっと…です(;´∀`)…格が違いますから…世界的スターになるには紙一重ですね^_−☆
XXXXX

XXXXXの感想・評価

3.6
チャン・カイタイ、悲劇のヒーローことアレクサンダー・フー・シェン主演の幻の功夫映画!

少林寺が焼き討ちとなり、命からがら逃げてきた洪煕官。方世玉と出会い清王朝と闘争がはじまる...。
タイトルがとんでもなくダサいけど、地味ながらもなかなか面白い作品。

チャン・ツェー監督らしく、相変わらずの残酷描写のオンパレード!主演のアレクサンダー・フー・シェンは、イケメンno.1カンフースターで、ブルース・リー亡き後将来を期待されていたものの、若くして亡くなった悲劇のスター。陽気で正義感の強いキャラクターは、もしかしたらジャッキーの原型となったのかも...。
チャン・カンタイも70年代のジャッキーブレイク前の、香港映画を支えたカンフースターです。
洪煕官と方世玉は実在した武術家で、後年ジェット・リーによるリメイク作『方世玉』や『新少林寺伝説』なども作られているくらい、中華圏では有名な武術家。

とにかくド派手なジェット・リー作品とは違い、今作はカンフーがなんかもっさりした割と地味な作品。
とりわけ面白いのが、残虐シーンは画面が真っ赤に反転したり、脱出の為に監獄での穴掘り大作戦など、70年代らしい珍作に仕上がってます。笑

ブルース・リーの死後、70年代香港カンフー映画は雨後筍の様に日本でも公開されて、当時は空手映画とかドラゴン映画と呼ばれていて、若者に人気だったとか...(今とは大違い!←

恐らく、タランティーノも今作見てるだろうし、『キル・ビル』の生き埋めシーンなんかは、今作からインスパイアされたのかなとか予想。ジャッキーやドニーさんの作品と比べると、相当地味な作品だけど、香港映画ファンなら要チェキ⭐︎
クリスマスにこの作品をチョイスするのが、自分がモテない理由だと思う(涙)

ちなみにちなんでおくと、映画誌スクリーンより80年代のジャッキー・チェンの記事を集めたアーカイヴ特集号が、年末に発売されるとのこと。スクリーンオンラインストア限定発売みたいなので、ジャッキーファンはヨロタノですよー!(こんな時にもステマ
JAmmyWAng

JAmmyWAngの感想・評価

4.5
脅しも叫びも呟きも、核心を突いた真っ直ぐな「言葉」が時に残酷に、時に切なく空気を切り裂いて瞬間的に心に到達しながらも、チャン・チェ監督による悲壮な情念の雰囲気が再び世界を飲み込んでいくという鬱々とした遣る瀬無さ。

しかしその解放としての虎形拳と鶴形拳との連環撃を繋ぎ合わせるものもまた「掛け声」なのであるという、「声」や「言葉」の映画としての側面をも有する傑作であると私は思う次第でございます。

ラカン風に言えば、人間とは語る存在であるけれど、言語は現実を語り尽くせない。しかし我々には言語にすがるしか方法がないという事実の一方で、本来は「映像」によって内容を語ってきた「映画」という表現形式において、なぜ改めて台詞という音声言語が必要なのだろうか。

それは心情や状況をこれ見よがしに説明する為ではなくて、映像を超えたイメージの内容を心に叩きつける為であり、現実界のように語り尽くせぬ何かを限り無く語ろうとする終わりなき試みの為ではないだろうかと、今作を観て私はそう思ったのであります。

この映画においては、「言葉」も「映像」もそのどちらもが「意味するもの(=シニフィアン)」として純粋に等価の役割を担い、結果としてまどろむような情念と、ほとばしるカンフーの煌めきが心象に想起された次第でありますが、それにとどまらない何か語り尽くせぬものを可能な限り描き出すために、映像としてカンフーを使う、表情を使う、拳が交わる音を使う、そして言葉としての台詞を使うという具合にシニフィアンの総力戦といった様相を感じたワケでございます。

そしてその決して達成される事がない奮闘の累積の果てに、言葉とカンフーが渾然一体となった虎形拳と鶴形拳との連携が炸裂するワケですから、感極まるとはこの事で私はもう泣きながら軽く幽体離脱をしておりました。

と、ここまで書いておいて、この映画には思いっ切り説明でしかない台詞やナレーションも平然と挿入されておりまして、おい何か言ってる事と違うじゃねーかと思われるかもしれませんが、あえて言おう!「それがイイ」と!!!!!

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