マフィアの資金を横領した会計士、その男を捕まえて依頼主に引き渡したい賞金稼ぎ、そこにFBIとマフィアらも参入してくる冒険アクションなのだが、引き渡し期限の5日間の中で人生模様すらも描き出すから大変だ。映画の醍醐味が詰まったあのラストシーンは必見である。結局、人生の終盤はこういう映画ばかり観てる気がするんだよね。ちょうどいい感じのアクション映画。あの終わり方も好きだ。こういう映画って、わりと探しても見つからないのよ。アクション映画としての顔とは別に人生模様を見せてくる映画でもあるから、そっちにピントが合ってきた時、ぐっとくるのよ。個人的に短期間のロードムービーが好きだから、あのタイムリミットも絶妙だった。再評価されてほしいね。
