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アンダーワールド:エボリューションの一人旅のレビュー・感想・評価

3.0
レン・ワイズマン監督作。

2003年制作『アンダーワールド』の続編で、監督:レン・ワイズマン、脚本:ダニー・マクブライド、主演:ケイト・ベッキンセイルら主要スタッフ&キャストが続投しています。

前作で吸血鬼族の長老に復讐を遂げた女戦士:セリーンと混血種族:マイケルは両勢力から追われる身となり逃避行を続けていたが、混血種族として復活したもう一人の長老:マーカス卿が双子の弟で狼男族の始祖とされるウィリアムを復活させようと動き出していることが判明、セリーンとマイケルはマーカス卿の陰謀を阻止すべく再び闘いに身を投じていく―というストーリーのホラーアクションで、前作同様ダークな映像&世界観を基調にして、強大な敵との対決に挑むヒロインの勇姿を活写しています。

見せ場は前作に引き続きスタイリッシュ&スピーディーなバトルアクションで、能力強化されたケイト・ベッキンセイルが前作よりパワーアップした強敵(コウモリの翼を持つ醜悪モンスター)を相手に死闘を繰り広げます。CG&特撮も良く出来ていますし、ヘリコプターの落下シーンなど前作を超えた迫力の映像を楽しめます。また、今回はセリーンとマイケルの異種恋愛について進展が見られる続編らしいエピソードが盛り込まれていて、ケイト・ベッキンセイルはぴちぴちコスチュームを初めて脱ぎ捨て濡れ場を演じています(肝心な部位を絶妙に隠していますが…)。

蛇足1)
少女時代のセリーンを演じた少女は、ケイト・ベッキンセイルが本シリーズで共演する前から交際していたマイケル・シーンとの間にもうけた実の娘:リリー・モー・シーンです。
蛇足2)
ケイト・ベッキンセイルは本シリーズの監督であるレン・ワイズマンと2004年に結婚、2016年に離婚しています。つまり、本シリーズへの出演をきっかけにマイケル・シーンからレン・ワイズマンに乗り換えたことに…。
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