梶井基次郎は檸檬、坂口安吾は堕落論と白痴でしょ!櫻の樹の下には(屍体が埋まっている!)と 桜の森の満開の下なんてしらねーよ!教養があればあるほど人生を楽しめるな。
教養はさておき、間違いなく5本の指に入る素晴らしい邦画。死ぬまでベストムービーだよ。青春と、死と、思い出と、愛に言及している。中山美穂の困り顔と酒井美紀の初々しい演技が最高のストーリーにさらに磨きをかけている。
これほど苦くて甘い青春があるだろうか、いやない。
TWICEのWhat is love?でオマージュされているのが鑑賞のきっかけです。
雪の日にこの映画を見れた!ラッキー🤞
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2021/2/11再鑑賞
豊川悦司のスタイルの良さと髪の綺麗さ、演技のうまさに惚れ惚れした。
1回目と2回目でかなり見てる時の気持ちに差があるなと思った。1回目のあの感動は取り戻せなくても、2回目はより物語の細かいところに気を配れる。
中山美穂の生涯の一作だなこれは。
お元気ですが何か?
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2022/4/5再鑑賞
会社の異動先で一番好きな映画を聞かれて答えたことで観たくなってしまった。
やっぱいいな〜本当によくできてる。
初めてみた時は本当にドキドキしたし、今見返しても心が「辞書にない感情」になる🤔
青春はその人だけのものだし、失われるものだし、二度と取り戻せないもの。でもこの映画の中にはきっと全員の青春が詰まってる。こんな経験はなくても、「ああ、これが青春だよなぁ」って納得できる。そんな映画。
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2024/5/7再鑑賞
青春18×2という日台合作映画で引用されていて2年ぶりに。
やはりこれは俺の生涯の一作。
博子の未練を思うと苦しくてたまらないはずなのに、美しすぎるストーリーで清々しさすら感じる。だから何なのこの感情。
何度見ても、派手ではないにせよジワジワと壮絶に失恋する博子と、博子をきっかけにこれまで気づかなかった自分自身の青春を取り戻す樹を完璧に演じ分けている中山美穂の演技には脱帽。
「怖い。」とか「走る。」とか、一つ一つのセリフにも作り手の情熱を感じられて本当に大好きだ。