Love Letterの喜連川風連のレビュー・感想・評価

憧憬を映像化させたら右に出るものはいない。
手回しで自転車の照明をつけながら、同姓同名の回答用紙を確認するよさ。

ポケベルが普及しつつあった時代にあって、95年当時でも、手紙はノスタルジックな手段になりつつあったのだろうか。

カメラマン篠田昇さんによって切り取られた悪魔的に美しい光やレンズフレア。

あのボケ味はどうやって出してるんだろう。

自分の生年月日に公開された映画がふたつあってひとつはこれ。

映画から「生きろ」と言われてるようでならない。