襟

Love Letterの襟のネタバレレビュー・内容・結末

Love Letter(1995年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

主人公・渡辺博子が亡くなった婚約者・藤井樹に手紙を書くと、同姓同名の彼の同級生から返事が返ってくる、というシンプルだけど面白い導入

藤井樹、少年・藤井樹とやった図書委員が楽しかったので私立図書館で働くという無自覚引きずりムーブ。分かるけども。

渡辺博子、藤井樹に会いに行ったり、藤井樹の死んだ山に行ったりする度に嫌がる複雑女ムーブ。分かるけども。

ストーリーに特に強い仕掛けはないけど、
少女藤井樹・少年藤井樹のほろ苦い同姓同名エピソードとか、お互いの手紙を大切そうに読む渡辺博子と藤井樹のシーンとか、沁みる。温かい映画だなという印象。

冒頭の雪原で寝転ぶシーンと、雪原で叫ぶシーンは美しく、見応えがある
博子が主人公で、これは喪失を乗り越えるための映画なんだと思えた。
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