エリオット

狙撃者のエリオットのレビュー・感想・評価

狙撃者(1971年製作の映画)
4.4
マイケル・ケインってたくさん映画に出ているが、これはそのなかでも1.2を争う彼の代表作ではないだろうか!

原題は「GET CARTER」

凄腕の殺し屋カーターが、身内の死の謎を追ううちに、組織を相手に孤独な復讐者と化し、女を痛めつけることも厭わない冷酷無比なやり方で復讐を遂げていく…

イングランド北部、製鉄や造船の街ニューカッスルで、いかにもイギリスな曇り空が全編を覆うなか、黒いスーツとコートに身を包んだタフでスタイリッシュな主人公が淡々と敵を仕留めていく様はキマリ過ぎと言っていいくらいカッコいい!

地味すぎるのか今まで日本ではソフト化されていなかったが、今般TSUTAYAオンデマンドでDVD化されることが決まったようなので、70年代の渋めのハードボイルド、アクション映画が好きな人には是非観てみてほしい!

それにしてもTSUTAYAさん、オンデマンドDVD値段高すぎるので、早急に発掘良品としてレンタルに出してください。
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