アロー

ゲームのアローのレビュー・感想・評価

ゲーム(1997年製作の映画)
3.5
面白い・面白くない以前に、めちゃくちゃ疲れる映画だった(笑)。いや〜疲れた。最初はジェットコースター展開なデスゲームものかな?と思ってたけど、じわじわ追い詰められていくタイプのやつだった。なので、思ってたより派手さがないな〜と思ってたけど、どんどん人間不信になっていく描写がすごくて感情的にはジェットコースターだった。でも「こんなに上手くいくわけないやろ!」って突っ込みながら観てしまった笑。

物語が進むにつれてマイケル・ダグラスの風貌がどんどん乱れていくのが良い。不潔になればなるほどカッコよくなるとかズルい…。あと弟キャラなショーン・ペンが可愛かった!

観おわってから、監督がデビッド・フィンチャーってことに気づいて驚いた。彼の映画は『セブン』『ファイト・クラブ』『ゴーン・ガール』を観たけど(『ベンジャミン・バトン』も観てるけど内容を覚えてないからカウントしない)、今回の『ゲーム』はフィンチャー監督にしてはハッピーな作品というか、一番安心して観れる作品だった。この中で一番おすすめしやすいと思う。

あらすじ:孤独な大富豪ニコラスは、48歳の誕生日に弟コンラッドから“CRS”と書かれたカードをプレゼントされる。コンラッドによると、その会社が提供する“ゲーム”のサービスを受けた者は人生が一変すると言うのだ。興味を惹かれたニコラスはさっそくサービスに登録するが……。
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