デビッド・フィンチャーの悪戯心満載の自己参加型のサスペンスでいい。
自分がどこに連れていかれるかわからないワクワク感とスリリング。たまに見たくなる。
マイケル・ダグラス扮する大富豪の実業家の誕生日に、久しぶりに弟のショーン・ペンと出会って渡される1枚のカード。それは謎の会社が企画したゲームへの参加の誘い。
そこから予期せぬ奇妙な出来事が次々と起きていく。
クライマックスの流れも想像とは違っていて、ゲームと現実の境界線が消えていく感じが楽しい。
そしてやっぱりショーン・ペンはいつでも怪しい 笑
妄想か陰謀か現実かゲームか、、ヒッチコック風巻き込まれ型サスペンスとして観客を高みの見物から引き下ろし、主人公の状況に陥らせることに成功していると思う。