この時間の飛び方は何なのか、ずっと考えていた。日記を盗み見るシーンがあるのだが、その際に間に挟まった数枚の写真がスーッと滑る。そうかこのイメージかと。この映画はスナップ写真的な重なりかもしれない。 …
>>続きを読むどっち付かずな気持ちに嫌気がさしてくるような会話が続き
ふぅと息をつく間もなく不穏な声の歌に拷問すら感じてしまう
昔の話ばかりだとエレーヌに苛立つアルフォンス
可愛らしいフィアンセがいるベルナール…
デルフィーヌ・セイリグが初老の役だったから、同じくアラン・レネ監督の『去年マリエンバートで』から何年も経ってからの作品かと思ったら、わずか2年後の作品で驚いた。
目まぐるしいカット割りでコラージュ…
街のいろんな風景のモンタージュ、家に向かって歩く3人の顔を代わる代わる映す、デルフィーヌセイリグの佇まい。始まり方で「あ、この映画好き」ってなっていた筈なのに。最後の30分くらいが耐え難く、早く終わ…
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