シリーズ第6作。新機軸という程ではないけど、序盤展開で、健さんが斬った男の息子(長谷川明男)エピソードがなかなか興味深い。ちんぴら風情だったその息子が健さんの導きによって気持ちを立派な跡取り息子になるというエピソードが熱い。
そして驚いたことに、池辺良が死なない! 少なくとも彼が死んだことを明示するシーンはない。
彼が死ぬのはシリーズのお約束で、毎回切なくなるのです。敵の親分を殺した後に、健さんが池部良を支えながら去っていくシーンで、早くエンドマークが出てくれ!と思ってしまった。これは嬉しかったなー。
BS12にて。