ひたすらに手フェチ映画。好奇心からスリをやるようになった青年の噺だが、まあとにかく手、手、手。手による動きの美しさ、それに尽きます。
ブレッソン特有のモデル理論に基づく禁欲的な演出はやはりいつも通…
【2013/12/24:オーディトリウム】財布や腕時計が次々手から手へ渡っていく、リズミカルな連携スリプレイはなんだかピタゴラスイッチのアレみたいで楽しくって目が離せない。
主人公の彼がスリをやるよ…
「本作は刑事物ではない。映像と音で ある青年の悪夢の表現を試みている。彼は自分の弱さに負けスリという冒険を行う。この冒険が奇妙な道筋を経て結びつける二つの魂は、この冒険なくして出会う事はなかった」※…
>>続きを読む最高だ。なんという見事なアクションつなぎ。アップで大映しにされた手が、滑らかすぎるくらい滑らかに財布をスる! ほとんどただそれだけのアクション映画。ラストでヒロインは、主人公の指にキスする。彼の手指…
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