スリ(掏摸)に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「スリ(掏摸)」に投稿された感想・評価

「行くな」
「行くよ」
「行きたきゃ行け」
最短距離すぎる。

「うんざりだー!」
「落ち着きなさい」
激情的な発作の場面は避けること。

「怪しまれないように」
彼は立ち姿が生得的に怪しい。

昨…

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lag

lagの感想・評価

3.8

屈辱と優越。競馬場と独房。電車と窓口。軋む歩みと無音で開閉する扉。三人組の連携。不意に思いつき簡単に二年が跳ぶ。たった一度本を叩きつける。緩衝で代わりを挟ませる。しなやかに滑らせて這い寄る。力を込め…

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破滅願望や貧しさからスリに身を落とした青年の手記から始まるこの物語りはハッキリ言って何回観ても退屈でつまらなかったです、ブレッソン作品には珍しく主人公の男が愛する女性と結ばれるハッピーエンドなのに一…

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針

針の感想・評価

3.8

冒頭の字幕で「これは刑事物ではない」(犯罪映画ではないってことかな)と言っていますが、自分はふつうにスリの手際の鮮やかさを楽しんでしまいました。主人公たちが駅と電車でたくさんの財布をスリまくるシーン…

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mam

mamの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

スリの才能に気づいた青年がそのスキルを磨き、仲間を得て巧妙さを増した鮮やかすぎる連携プレイは、華麗なエンターテイメントを見ているよう。

ジャンヌの美しさにも釘付けになってしまう。

2023-95
西野2

西野2の感想・評価

3.7
スリのショット、毎回緊張感とスムーズさのバランスが最強なので見ていて楽しい

ひとつも正論じゃないのに応援してしまう

 淡々と描かれるスリという犯罪。

 盗人にも三分の理。なんて言葉があるが、この映画はそんな優しいものではない。

 全てが静かに描かれる。先述したようにスリだけではなく、人物もセリフも、そして音楽…

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掏摸をする主人公にちゃんと人間性があってちょっと可笑しかった

このレビューはネタバレを含みます

・独白系で淡々と描くフランス映画っぽさに、様々なスリの手口を奇術師的なカッコさで見せる面白さが加わり新しく感じた。
・ブレッソンの映画に出てくる人物はどことなく感情移入しにくく距離感があるのだが、作…

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tych

tychの感想・評価

3.8

PICKPOCKET 1959年 ロベール・ブレッソン監督作品 モノクロ 72分。貧しい青年ミシェルが手先の器用さを武器にスリを繰り返す。ミシェルは、社会には特権者がいてその特権者である自分は時に法…

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