スリ(掏摸)に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 4ページ目

「スリ(掏摸)」に投稿された感想・評価

淡々とした哲学的会話、抑揚のない芝居。

好きだな〜。

マリカ・グリーンが可愛すぎる。

【一言で言うと】
「“蛇行”する自己証明」

[あらすじ]
貧しい大学生ミシェルは、ふとしたきっかけで、自分にスリの才能があることを発見する。一度は刑事に捕まったものの、証拠不十分で釈放されるや、再…

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ふかい

ふかいの感想・評価

4.2

法を犯すということとは?そもそもその法律とやらは恣意的で不定のものでは?
という手前勝手な理屈をこねて他人のポケットから財布をスリまくる。この滑らかすぎる連携プレーを映す撮影と編集がまあ素晴らしい。…

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iszka

iszkaの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

『罪と罰』を可能な限りでミニマルにした映画。罪の小ささも込みで……。

手を映す作品は、なぜ魅力的なのだろう。
観る者に思考の余白が与えられる心地よさがあるからか。
それこそがミニマリズムなのかもし…

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凡凡坊

凡凡坊の感想・評価

4.1
ミニマルな作品。この論理的なミニマルさが自主映画に必要だと思う
o219028t

o219028tの感想・評価

4.8
手と視線とオブジェの映画。

精確な手の運動にモーションピクチャーたる映画の喜びが宿る。

モデルの口から発せられる台詞と滲み出る心情を一致させない純会話劇的な作りが素晴らしい。
u5p9pihy

u5p9pihyの感想・評価

4.8

ブレッソンの「見方」が最近わかってきて、やっと面白く思えてきた。絵面でミニマルにしようとするのではなく、全体の構造自体、例えば削ぎ落とされたセリフ、装飾、説明のない登場人物など、リアリティの中でのミ…

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えにし

えにしの感想・評価

5.0

号泣してしまった。これは俺だ。ミシェルは俺だ。間違いだらけの道をでたらめに走った。転んで怪我をした。服は汚れ穴が空いていた。生きる目的と手段がすり替わってしまっていた。触れ合ったあとに初めて孤独を知…

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ロベールブレッソン作品。面白かったです。スリをする時の鮮やかな手さばきや、表情や目線など見応えがありましたね。時間もコンパクトにまとめていてよかったです。他作品が楽しみです。
A

Aの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

結局のとこ、何故ラスト
ジャンヌとくっついたのか…?
そこが難しかった。

『おおジャンヌ
君に辿り着くのに妙な回り道をした。』
この台詞から彼女を愛していたけど、自分の気持ちに正直になれなかったと…

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