私は「おっしゃみる!」という強い意志を持たないと、ブレッソンの超抑制的な演出が施された映画を、睡魔に負けずに観れる自信がない。のだが、これはちゃんと起きてられた。
華麗な手捌きのスリは最早アトラク…
うう面白くない…スリのシーンと後半のある展開以外ほんとうにおもしろくない…授業でチラ見した時は雰囲気好きだったんだけどな
まずモノローグ恐怖症だから喋んなって思っちゃうし、確かに小津カウリスマキと…
本作の主人公,ミシェルの精神は、ドストエフスキーの『罪と罰』の主人公,ラスコーリニコフそのものでした。
その隠喩を楽しめるのも、小説を読んだからに他なりません。
本当のスリ師が伝授したと言う、端…
顔を画角に入れない撮り方は『たぶん悪魔が』でも取られていた。
顔が映らないと、そのシーンからは感情が排除されて、画面内で繰り広げられる行為そのものにフォーカスが当たる。
だからこちらも自然と集中する…