スリという行為は、同じ犯罪でも強盗や殺人のように己を誇示するものとは全く逆の性質を持つ。
犯罪を"静と動"に分類するならば、スリは間違いなく"静"にあたる。
道具もいらず、やろうと思えばすぐ出来る、…
原題『Pickpocket』(1959)
監督・脚本 : ロベール・ブレッソン
撮影 : レオンス・アンリ・ビュレル
編集 : レイモン・ラミー
音楽 : ジャン=バティスト・リュリ
出演 : マ…
初ブレッソン
常に映像が決まってて、目が離せない
主人公もヒロインもいるだけで映画が成立してしまうようなカリスマ性がある
掏摸を行う柔らかな手の動きは、もはやエロティック
管弦楽曲も掏摸の背徳感…
今まで観てきたどの映画とも違う感覚でどう思ったらいいのか困惑する感じがあった。淡々とシーンは続いて行くけど、鮮やかにミニマルでなんか観れちゃう、観れちゃうけどどうなのという感情はあまりみえてこない不…
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スリと罰
初めてバッグを開けた時のミシェルの表情がいいですね。それでスリに手慣れていくにつれて部屋と扉を開ける動作もスリ臭くなるところもいいです…
記録
噛み砕けてないまま恣意的な評価をするのは避けたい、著作を読み彼の思考を読み取れてからでないと話にならない。でも豪華な特典映像のおかげで、少しずつブレッソンの作家性が理解できるようになってきた…
人生の岐路
観る人に感情を抱かせない演出。
なんかよくわからないのだが、
非常にこれがすごいそう…
ただ事象を述べてそれを繋げていく。
現代の作品、以前にもあったのかな?
これが良いとか悪いとか…