死ぬまでに観たい映画1001本 350番
ブレッソンの作品はとても繊細。そして女優が絵になる。ワンシーンを切り取って飾りたいほど素敵。素人を起用することで有名なブレッソン。『バルタザールどこへ行く…
【実は時制が特殊な映画】
有料批評「【ロベール・ブレッソン再考】『スリ』における奇妙な時制について」▽
https://note.com/chebunbun/n/ne554b6686818
再鑑賞…
淡々と狡猾な犯罪の様を見せられ続ける。
視線の捉え方、ショットでのフォーカスが上手い。
穏やかな感情の揺れが最後増幅していく。悪事に飲まれながら、何とか希望的な光明が見えてくる。
人間の弱さをひたす…
カウリスマキによる『罪と罰』の映画化のエンディングはどこか落ち込ませるものを感じてしまったのだけど、それは先行作品として今作があったからだろうか。牢を挟んだミシェルとジャンヌほど、ドラマティックには…
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