スリを辞められない青年が
女性に恋をする?お話。
スリのお話を探してる時に昔見た。
たしか中村文則氏の小説『掏摸』を読んでこんな格好いい文章あるかよと感極まって探し出したんだった気がする。
モノ…
映像が「美」なので、
どこに集中していたかと言えば
多分映像そのものだったと思う。
カウリスマキの罪と罰への影響は此処に。
スリ中の財布は
バスケットやサッカーのパスプレイを思わせる。美しい…
【実は時制が特殊な映画】
有料批評「【ロベール・ブレッソン再考】『スリ』における奇妙な時制について」▽
https://note.com/chebunbun/n/ne554b6686818
再鑑賞…
淡々と狡猾な犯罪の様を見せられ続ける。
視線の捉え方、ショットでのフォーカスが上手い。
穏やかな感情の揺れが最後増幅していく。悪事に飲まれながら、何とか希望的な光明が見えてくる。
人間の弱さをひたす…