通りすがりのアランスミシー

マネーボールの通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

マネーボール(2011年製作の映画)
4.6
スポーツ映画なのに、選手でも監督でもなくGM(チームの編成担当)が主人公という異色作。
原作はノンフィクションではっきりした筋が無いのに、一本の筋が通った映画になっているのがまず驚き。
脚色しすぎと思う部分も無くはないが、概ねセイバーメトリクスとマネーボール理論については核心を掴んでいる。
非常に寡作なベネット・ミラーだが、「カポーティ」「フォックスキャッチャー」と高い平均打率を誇る。