ケロケロみん

ディレンジドのケロケロみんのレビュー・感想・評価

ディレンジド(1974年製作の映画)
4.0
「エド・ゲイン」という2001年の映画の欄に、間違えて投稿していたので削除し移動しました。コメントいただいた方がた申し訳ありません。

シリアル・キラー展を観に行ったことに合わせてのせたのですが何とまた開催するそうですね。しかも前後会期を分けるとか…



シリアル・キラー展という日本のコレクターの有名犯罪者のコレクションを銀座に見にいきました。正直1900円払ってみる価値があるかどうか微妙な展覧会でした。その中で気になったのはシリアル・キラーではないけれどエド・ゲインの手帳ほどの大きさの聖書などの遺品です。商業的に描かれたジョン・ウェイン・ゲイシーのピエロより、真実味を感じました。その説明に「彼を知るには《羊たちの沈黙、悪魔のいけにえ、サイコ》などをみると良い」と書いてありました。私は伝説化したそれらの映画よりこちらがエド・ゲインを知るに相応しいのではないかと思い、随分前に見た映画の記憶を掘り返してみました。
ゲインの犯行を再現ドラマにした映画で時折ルポライターが現れて狂言回しの役割をします。母親が危篤で口に入れてあげたスープを戻してしまうとそれを無理やり食べさせようとしたり、周囲の人に「母を連れて帰った」など本当に墓暴きをしたことを説明しているのに誰も信じなかったり、妙に綺麗な言葉遣いで礼儀正しかったりするシーンが面白く、好きな映画です。