ポンペ病に侵された我が子を救うため、製薬会社までを設立した父親の奮闘を描いた実話。
これ本当に凄い話だよな。
子どものためなら親は何だって出来るのか。と感激してしまう。
ポンペ病の第一人者を探しだし、会社を辞めて、一から資金を集めて会社を設立、実用化までの様々な困難との闘い。
この父親は本当に諦めない。
確かにある種のエゴではあるかもしれない。
けど多分、自分のためならここまで出来なかったと思う。
我が子のためだからここまで出来たわけで。
そして、それが結果として我が子だけでなく同じ病気で苦しむ多くの子どもたちの助けとなった。
病気で苦しむ子ども達に主眼をおかずに、こうした切り口から描いている点も新鮮。