アーモンドフィッシュ

コマンドーのアーモンドフィッシュのレビュー・感想・評価

コマンドー(1985年製作の映画)
4.8
”面白い奴だな。気に入った。殺すのは最後にしてやる”

もう最高だよね。船旅から戻り、ちょっと現実逃避したくて、シュワちゃんの「コマンドー」を観ました。私、体育会系と筋肉バカは大嫌いなんですが、シュワちゃんは大好きなんですよ。なんだろう、突き抜けてるからかな(笑)

シュワちゃんが大スターになったのは「ターミネーター」のおかげだけど、ジェームズ・キャメロンはあまり筋肉を強調しなかったですよね。まだシュワちゃんの扱い方がよく分かってなかったんでしょう。でも本作では彼の筋肉と派手さ全開です。敵をどんどんやっつけて、爆発でバーン!これぞシュワちゃんスタイルが確立された瞬間ですよね。。その後の「イレイザー」や「トータル・リコール」、「トゥルー・ライズ」にも、このスタイルが引き継がれてる感じ。監督のマーク・L・レスターは、これ以外あまりヒット作はないけど、もっと評価されるべき監督です。

ストーリー自体はシンプル。娘を誘拐された父親が、テロリストを倒しに行くだけ。でも、これがまた良いんですよ。細かいことは気にせず、ただただアクションを楽しめばいいんです。娘の居場所もロクに分からないのにアジトをぶっ飛ばすところとか、悪役のベネットがメイトリックスに挑発されて銃を捨てちゃうところとか、思わず突っ込みたくなります

シュワちゃん映画の魅力が詰まってるし、疲れた頭をリセットしたい時に超おすすめ。ストレス発散にばっちりです。