ロク

ファニーのロクのネタバレレビュー・内容・結末

ファニー(1961年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

踊らず歌わず夢っぽい雰囲気の話でもなくドラマと今まで観たレスリー・キャロンの映画とは大分違う。ドラマこなせる人だったのね。役柄も可愛い・若々しいのが多かったけど成長したファニーは綺麗な大人の女性。新しいキャロンを楽しめました。
つい最近読んだ本(『踊る大ハリウッド』)に『巴里のアメリカ人』の恋敵役はモーリス・シュヴァリエの予定だったと書いてあったので夫婦役のお二方を見るのはタイムリー。
パニースが物凄くいい人でマリウスとパニースどちらといるのがファニーは幸せなんだ…?と本気で考えちゃいました。
ただまあ「提督」の言うとおり、マリウスはあそこで船に乗っていなければファニーのせいで町に縛り付けられたと考えるようになっていたと思うので結果はどうでも外の世界に出た事は正解だったと思うのです。
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