子ども向け和ホラー作品。
大人が見てもノスタルジー満載で懐かしさで胸がいっぱいになる。
言葉に表せない学校特有の怖さ、雰囲気、忠実に表現されている。
肝を冷やす演出。ちょっとファンシーなお化けたち。
大人も出てくるが、子どもと一緒の立場でお化けから逃げまくる。子どもが頑張らないと物語は終わらないんだ！という感覚が小さい視聴者にはガン刺さりする。
当時は当たり前にあった怪談や七不思議。
今の子はどう受け取るのかは分からないが、
スマホやケータイが持てない時代に知恵と感覚で謎や困難に立ち向かう子どもたちの姿は、見ていて元気をくれる。
展開のスピード良し、サイドストーリーも淡く甘酸っぱくて良し、ホラー初心者にも良し、
子ども向け和ホラーの完成形の１つといえる。子どもの夏のちょっぴり怖い思い出という言葉にぴったり。
