こぅ

大洪水のこぅのレビュー・感想・評価

大洪水(1958年製作の映画)
3.9
120/'22

【ラベンダー・ヒル・モブ】のチャールズ・クライトン脚本、監督によるイギリス産、【パニック・サスペンス・アクション】。


雪解け水と大雨による 大洪水 が発生。
町を守る堤防補修のため囚人たちが駆りだされる。
しかし、水の勢いは衰えず、遂に堤防は決壊、囚人たちが流されてしまう。
その中の1人、ドノバン(ハワード・キール)は、近くで助けを求めるエリザベス(アン・ヘイウッド)、囚人の変態ピーブルズ(シリル・キューザック)、そしてケガをして動けなくなった警官シャーキーを救いだし、エリザベスの家に避難する。
変態ピーブルズは、この機に乗じて逃走を図ろうとドノバンに持ちかけるが、ドノバンは、かつて自分を殺人の罪に陥れたマーフィー(ジョン・クロフォード)への復讐を果たそうとする…。


本題導入へのテンポが良く、
エリザベスの家に立て籠ったきり、短尺ながらずっと密室で終わる事は無く良かった。

土砂崩れ、決壊、濁流、家の崩壊のパニックパートの迫力が本物で、今、スクリーンで観ても見劣りしないだろう。

序盤のちょい スリップ姿 のアン(27)がエロい
(最期までこれでいて欲しかった)。

警官、仲違いの囚人、と離れていく中、残ったドノバンとエリザベスは、サバイバル〜恋仲になる。
ドノバンの無実の告白を信じて、一緒に逃亡を誘うも、いつの時代も男ってヤツは、どうしたって 愛よりもプライド(復讐)優先 だ。

終盤は、ドノバンを待ち構える警官達、宿敵マーフィー、変態ピープルズ、そしてエリザベスが集結する。

クライマックスは、剛腕ドノバン対マーフィーの迫力ある拳闘。


ラスト、
マーフィーを殺す気で来たドノバン、、銃を向け、、
こぅ

こぅ