これは…見てる人少ない気がしますが、誰にでもおすすめ出来る良い映画だと思います。
空を羽ばたく鳥さんの近影がとにかく美しい。いとおしい。素晴らしい。
広大な自然の中や、湖面の影とともに飛ぶ姿はもちろんですが、ビルの谷間をくぐり抜ける緊張感もたまらないですねー。
空軍基地への不時着も好き。
「基地を緊急体制にさせた!
パイロット達に多大な精神的ストレスを与えた!
書類仕事を山ほど作ってくれたな!
ごめんの一言で済むと思うのか!」
「ごめん」
「よろしい、許そう」
もう、最高じゃないですか…
こんなにも、鳥さん愛と、自然への愛にあふれた、素晴らしい映画があるだろーか。
実話ベースらしいので、実際に鳥さんと渡りを決行した偉人がいるってことですかね…
そして、その実在の偉人と同じかそれ以上の、鳥さん愛と情熱がなければ、この映画は撮影できたわけがないのです。
自然保護派と開発派の対立も描かれますが、描かないとリアリティーがないからってだけで、それは割りとどうでも良いです、どちらにも正義があるわけです。
この映画の感想としてその手の議論はしたくないところです。
これは、ただただ、鳥さん愛を形にした映画です。
「ヘイヘイ、ギース!ヘイヘイヘイヘイヘイ…」