1996年から97年に掛けて広まったウィルスによって人類は地下で生きることを余儀なくされる。その後の近未来において、ブルース・ウィルス演じる受刑者のコールが、タイルトラベルによって原因を突き詰める任務を課せられ…という話。
本作のタイルトラベルはバック・トゥー・ザ・フューチャーが代表的な『別次元世界』タイルトラベルでは無くループを採用していて、それならではの魅力が出ている。話としては十分に面白いのだが、飲み込まれるほどまでには到達しなかった。
ブルース・ウィルスは勿論素晴らしいのだが、本作でシーンを喰っていったのはブラッド・ピットでしょう。彼の徹底した役作りは観ていて圧倒されるほどだった。
