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フィフィ大空をゆく
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『フィフィ大空をゆく』に投稿された感想・評価

[めっちゃ当たり前のように人が飛びます] 90点

大傑作!!『赤い風船』や『素晴らしい風船旅行』など、なにかと空に縁のあるアルベール・ラモリス長編二作目。今回も空撮したいがために撮ったという説はありえる。主人公は時計収集癖が高じて時計泥棒になったフィフィくん。冒頭の逃走シーンでは扉がテンポよく開いたり閉じたりして面白い。同時代のピエール・エテックスを思い出すが、そこまで精巧でない感じもまた良い。サーカスに逃げ込んだフィフィくんは、看板娘ちゃんに惹かれてそのまま就職し、羽を背負って飛ぶという仕事をすることになる。前任者はしっかり墜落して病院送りになっていたが、なんとフィフィくんは5分くらいの練習で飛べるようになる。もう一回言う、飛べるようになる。その後も普通に飛ぶ。なんなら一回白衣を着て天使に間違われたことを利用して、天使を格好で飛び回る。そして、散歩がてら茶目っ気たっぷりに世界を少しずつ平和にしていく。

常軌を逸した時計への執着は看板娘ちゃんへの貢物という名目で正当化されて収集は続くものの、恋敵である猛獣使いを時計で殴ったり(物理)、投げつけたり(物理)しているので、本当に時計を愛しているのかは微妙なところ。私も時計好きなので投げつけるのには抵抗があったが、水に浸かった鳩時計が溺れてるとこはめちゃ可愛かったし、大時計の針と盤面を矛と盾として猛獣使いと決闘するシーンには感動した。白馬フィフィ→自転車フィフィ→素のフィフィとパトカー集団→ヘリコプターの戦いもコミカルでアツく、どんな展開も細やかながら予想の斜め上を行く。徹頭徹尾イカれた映画。つまり最高。
ROY

ROYの感想・評価

4.3
空駈ける天使フィフィ、夢と詩情を翼にのせて幸福の国から飛んでくる。

■ABOUT
コソ泥のフィフィが逃げ込んだ先は、サーカス小屋だった。彼はそこで働くうち、羽をつけて空を飛ぶことを覚える。空飛ぶフィフィが巻き起こす事件を描いたファンタジー。

■NOTES
空に憑かれた映画作家ラモリスが『素晴らしい風船旅行』の次に撮った長編4作目。今回は翼が生えて本当に空を飛ぶ。

「60年には長篇劇映画第一作『素晴らしい風船旅行』の脚本と監督を兼任。振動による画面のブレを引き起こさずにヘリコプターからの空中撮影を可能にする新システム・ヘリヴィジョンを、ラモリス自身が開発・導入した初の映画となった。この作品でラモリスは自らの理想世界を実現するため、画面に写り込んで風景を台なしにしている高速道路を始めとする現代的な設備や建物を特撮で隠してしまう。(省略)65年には長篇劇映画第二作『フィフィ大空をゆく』を発表。警察の追跡から逃げ込んだ先のサーカス一座に雇われた泥棒が、一座の花形娘と恋をするファンタスティック喜劇で、この作品でもヘリヴィジョンが活躍した」(「宇野港芸術映画座」より抜粋)

「加えて、もう一つフランス絡みの配慮が働いている。フランス人俳優フィリップ・アヴロンがアンドレイ役に起用されている点だ。なぜアヴロンが起用されたのか。それは彼が、アルベール・ラモリス監督の『フィフィ大空を行く』(65)の主人公を演じていたからだそうだ。ラモリスが空を飛ぶことにこだわりを持った監督であることと、シュテファーニクが飛行機事故で亡くなったことからの連想でもある(皮肉なことに、ラモリスも『鳥と孤児と阿果』完成の翌年にあたる1970年にヘリコプター墜落事故で亡くなっている)とのことだが、あまりにアーティスティックというか個人的な発想の産物だ」

(フリーペーパー『映画の國』[2019-05-07発刊]の「世界映画探訪〜本邦未DVD化映画を漁る〜」より抜粋。ユライ・ヤクビスコ監督の『鳥と孤児と阿呆』について書かれている記事。http://www.eiganokuni.com/freepaper/07.pdf)

他にも7枚が刊行されていた(http://www.eiganokuni.com/freepaper.html)

■THOUGHTS
オープニングから好きだし、動作一つ一つが愛おしい。

動物、子ども、飛翔

幻影と現実

幻想的で牧歌的なエスプリ

ジャン・ミシェル・ドフェイによる音楽もいいし、効果音も面白い。

🦁
イシ

イシの感想・評価

5.0
今年文句なしの1番!!!

サーカスにやとわれ、なんと「鳥人」になり、飛べるようになった青年フィフィ。

お調子者の天使みたいなフィフィが、空を飛びながら、たくさんの人をちょっとずつ幸せにしてく。

サスペンスの演出みたいだったり、サイレントコメディみたいだったり、カー(と自転車に乗った天使の)アクションだったり、たくさんの工夫ももちろんだけど、
映画の幸せがこんなに詰まった映画ひさしぶりにみた。

ラモリス大好き!

映画大好きや!!!

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