ENDO

人妻の危機のENDOのレビュー・感想・評価

人妻の危機(1953年製作の映画)
4.0
人妻視点から描かれるサスペンスは事後を語ってはくれない。子供が桟橋から戻ってくるだけでサスペンスが迸る。ワンシチュエーション映画にはグッときてしまう。脱獄囚ミーカーの野蛮さが物語を引っ張るがスタンウィックによってほだされ爽やかに去っていく。善悪の曖昧さを曖昧に描く。時代はまだそれを許さなかった。
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