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GLASTONBURY グラストンベリーのyokoのレビュー・感想・評価

GLASTONBURY グラストンベリー(2006年製作の映画)
4.0
opがヴェルベッツのAll tomorrow's partiesでタイトルとしてはピッタリか、ニコでも、ルーでもなくジョンケイルが歌うシーンを使うのはtheイギリスって感じwとにかくありがたくないケツや便所やおちんのシーンが多い。

イギリスのフェスなのでラインナップもイギリスのバンドが中心になるがなぜか
ヴェルベッツに続きニューヨークのan honest mistakeの一発屋バンドthe bravaryが取り上げられる。しかもその曲じゃないしwたぶんベースが全裸だったシーンを使いたかったのだろう。ボーカルはでかいし顎とトサカの髪はモリッシー感はあるけどね。killersもそうだがuk風のアメリカのバンドも多かったよね。

合間合間に国際感出したいのか、リベラルしたいのか分からんがちっさいステージで黒人がやってるレゲエバンドや、二胡みたいなのを弾いてるアジア人無理矢理映されてもなあ。本音はまるっとブリットを感じたいねん。

一応ラストはボウイで締めているが、ドキュメンタリーのハイライトはpulpのcommon peapleだろう。ブラーのパークライフやcommon peapleはどんなに理解しようとしても非イギリス人に理解できない何かがありそうな気がする。そういう意味でガン盛り上がりのライブ映像を、ボク達イギリス人は楽しんでるけど君たちにわかるかい?チミ達はオアシスでも聴いていたまえ(笑)、と見せつける感じ非常に良い。ドンルクやヒーローズとは違うドメスティックなアンセムとしてのcommon peaple。scott walker 風のジャービス、ボウイが続いて幕を閉じるのもよい。

途中ナレーションでイギリスは演劇の国でもあるみたいなセリフもあったりで、2人のロケンローというよりは演劇ティックな振る舞いね。そのストーリーも作り手は意識していると思うがどうだろうか?
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