2021/6/3鑑賞。59点。
＜見所＞
・「敢えて挑む者が勝つ」
・本作のゾンビは、腕がちぎれてもくっつけれる
・メインキャラ2人の声が、「ショーン・オブ・ザ・デッド」と同じ！これは狙ったな
・主人公と共に旅をするゾンビ・ブレントがPost Maloneにそっくり
＜あらすじ・ネタバレあり＞
3年ぶりに主人公・マイクが目覚めるとそこは墓だった。
直後出会った半分人間で半分ゾンビのブレントから、マイク自身も半ゾンビ(＝自らの意思で人を襲わない選択ができ、ゾンビにも襲われない)だと知らされる。
どうやらマイクの肉体には銃弾の跡が残っており、銃で撃たれたことが死因のようだった。さらに、ポケットには指輪があって、生前恋人・エリーに贈るはずだったことを思い出す。マイクは指輪を渡すためエリーを探す旅に出ると決め、ブレントも同行することに。
2人が酒場に向かうと、そこにはトーマスをリーダーとするゾンビハンターが集っていた。トーマスに、ゾンビであることがバレたマイクとブレントは殺されかけるが、ゾンビの大群がバーを襲撃。マイクとブレントはゾンビたちに救出され、ゾンビハンターらはトーマス以外は食われてしまう。
生き残ったトーマスは、ゾンビ化の原因を作った軍事企業の社長・チャールズの資金提供を受け、2人の部下と引き連れてゾンビ生け捕りの旅に出る。
言葉の話せないゾンビ・チーズと出会った2人は、通りがかったベトナム帰還兵の老人・クリフの好意で車に乗せてもらう。
クリフが、亡き妻との思い出の地・ミシガン湖を訪れたいということで3人のゾンビも同行。途中、ゾンビハンター・トーマスと部下2人に妨害される。ミシガン湖に到着するとクリフは息絶え、彼が残した「恋人に再会したら手紙ではなく、直接言葉で愛を伝えろ」という言葉をマイクは胸に留める。
マイクは、自分が死んだ日のことを思い出す。自分を射殺したのが恋人エリーの父親(で軍事企業の社長でもある)・チャールズだと気づく。
「再会できてもゾンビになった男を愛せるわけない」と言うブレントと口論となり2人は決別。ブレントとチーズは別れたことを後悔しながら歩いていたところをトーマスに捕らえられる。
マイクは、一人でエリーが参加する同窓会に向かう。
アザラシのコスプレをして、ジョン・コナーと名乗ったマイクはエリーと再会し、他愛のない会話をしながら流れでダンスを踊る。
アザラシのコスチュームを脱いでエリーに愛を伝えようとすると、背後にトーマスが。
チーズはトーマスの部下(大柄でナルシストのグラサン男)に殺され、マイクとブレントはチャールズに引き渡される。チャールズの口から、3年前娘がマイクに別れの手紙を送っていたことが明かされる。
ゾンビ2人を引き渡した後、指輪を見つけたトーマス。
マイクとブレントが人間に一切危害を加えなかったこと、繰り返し愛する人に再会したいと話していたことを思い返したトーマスは、2人を助け出す。
マイクは3年前にフラれていたから・・とプロポーズを拒むが、プロポーズではなく「愛している気持ちをただ伝えるだけでもいい。敢えて挑む者が勝つ」とブレントに励まされる。
トーマスが囮となって軍事企業を引きつける。
マイクとブレントは、エリーの家に向かう。
そこに、「ターミネーター2」のゲーセンシーンそっくりな登場シーンで、トーマスの大柄な(元)部下が現れる。
ブレントがトーマスを倒し、マイクは再会したエリーに今も愛していることを伝える。
エリーは、3年前別れを切り出したのは「大学よりも自分を選んで将来を棒に振ってしまうのが嫌だったから」と明かし、本当はまだ愛していると。
お互いに愛し合ってるとわかり、マイクとエリーは結ばれる。
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私が一番好きな映画ジャンルが「ブラック・コメディ」なので、この映画はそれだけで50点は保証されているようなもの。
主役のゾンビ2人がバーで、ウエイトレスからピッチャーを受け取るんだけど、シーン切り替え後に映るピッチャーの中身はほぼ空っぽw
ミシガン湖で、クリフがベンチで亡くなるシーン。遠くにヨットが映っているが、数秒間でめちゃくちゃ移動している。
マイクが引きちぎられた腕をくっつけるシーン。腕がくっつくことは設定の１つだけど、破けたジャケット丸ごと元どおりにくっついているのは設定ミスw
ゾンビハンター・トーマスが最後味方になるのは読めてたw
マイクとブレントが一度も人を傷つけていないので、最後はきっと理解してくれるんだろうと。
トーマスのキャラ設定も、無駄な殺生を好むキャラではないのも好感が持てる。あくまで襲ってきたゾンビを殺すだけ。
