りり

富江re-birthのりりのレビュー・感想・評価

富江re-birth(2001年製作の映画)
2.2
富江3作目。清水監督、富江も手がけていたんだね。OVA版「呪怨」に近い時期の映画。解像度の低い映像はJホラーっぽくて2作目よりも期待できたけど、物語に起伏がなく同じことの繰り返しかと思うように単調で退屈してしまった…これならまだクライマックスへの高まりを感じられた2作目の方が見やすい。「呪怨」もそうだけど、清水監督作品てこんな印象が多い気がする。ぶつ切りの場面場面をくっつけた感じが続くというか…。
お風呂場での解体シーンや、なぜか毛まみれになる母親あたりは不気味でよかった。

富江のキャラについては、酒井美紀の演じるぶりっ子度高い富江はこれまでと違った感じでおもしろかったけど、前2作にあった高嶺の花っぽさのあるカリスマ感は薄まってた。原作のイメージとの差はどうなんだろう。

やはり富江シリーズは1作目が至極なのかな〜。

あとは2001年の映画なので懐かしい俳優陣が見れるという楽しさはあり。エンクミのナチュラルなかわいさ…無敵では? 色々整えずとも造形だけで圧倒的にかわいいのがわかってすごい。多少演技がアレでも許せちゃう笑 
りり

りり