晴海通り

チャーリーズ・エンジェルの晴海通りのレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)
3.4
1週間お疲れ様でした。何も考えたくない年末押し迫る金曜の夜。ピチピチお姉さんだった(古いね)キャメロンとドリューとルーシーで思考停止モード。しかしエセアジアン・ジャパニーズテイストが古すぎて、もはやこれ1970年代のボンド映画か?(笑)というクラシックさ。まぁ23年前ですもんね。私も14歳だったし(!)、ニッポンの未来は世界がうらやむんだなぁとミジンも疑いませんでした。

そして23年前はどうだったか分かりませんが、サム・ロックウェルがナイーヴなメカオタクな訳ないだろと思ったらやっぱりな(笑)ピーター・サースガードと並んで“信用ならない男”二大巨頭です。登場しただけで狂言誘拐だとわかってしまいました。そして謎にいつでも鈍さと誠実さを発揮するルーク・ウィルソン。もはやここまで来ると吉本新喜劇の如き安定感すら覚える。でもそれでいい。そう、金曜の夜はこれ以上疲れたくないのだ。

しかし声紋やらGPSやら、ここで語られるテクノロジーは2023年現在すでに当たり前になっているものばかりですね。あな恐ろしや。

途中で「私が見たかったのはフルスロットルの方だ」と気付いたのは内緒です。
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