有名な主観カメラ映画。やっと見た。
映画としては失敗だったかもしれないけど、実験結果はめちゃめちゃ面白かった。殺人現場、カーチェイス、真犯人登場などのサスペンスなシーンはすんごい効果を発揮してる。
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"一人称視点での推理劇"
1947年公開の本作は、レイモンド・チャンドラーによる私立探偵マーロウシリーズを原作としたミステリー。原作がマーロウの語りで構成されているため、それを再現するためにマー…
このレビューはネタバレを含みます
原題:Lady in the Lake
観る人が、マーロウが見たままを追体験できるよう全編「一人称視点」で撮影されている。
鏡を使ってマーロウの姿を見せるのもナイス👍カメラの位置も絶妙(*’ω’ノ…
三宅隆太氏が以前「怪物の主観ショットはあるけど幽霊の主観ショットはない」という話をしていたが、その理由がなんとなくわかる。
カメラという目そのものに心理を与えてしまうとそこに映画が吸い込まれて、被写…
映画文脈でもゲーム文脈でもPOVの話になるとすごい出てくる作品だから観てみたんだけど、この時代にこれをやった試みは面白いけど、わざわざ主人公視点にする理由が特になくて、絵面があんま変わらないという意…
>>続きを読む1946年にほぼ全編POV映画を撮るという試みと野心は凄いが、映画の面白さにはあまり繋がってない。基本的に人が真正面に突っ立って喋る場面ばっかりで単調すぎる。そんなにじっと人の顔を見続けるか?、と思…
>>続きを読む面白い!試みが!
最初に出てきたマーロウ役のロバート・モンゴメリーがひとしきり口上を述べた後、
突如始まる主観映像!
POVの元祖だよなあ。
でも現代にあるPOVって、
主人公が持ったカメラの…
1943年に出版されたレイモンド・チャンドラーの同名小説が原作。『夜は必ず来る』『幽霊紐育を歩く』で二度アカデミー賞にノミネートされたロバート・モンゴメリーが監督・主演をつとめた。
そして何よりこ…