そら

男と女のそらのレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
3.7
午前10時の映画祭にて。
予備知識ナシの初見です。

あの有名な曲、
"タバタバダ♪"ってコレだったのね。


パートナーを亡くしたふたりの男女が、
断ち切れない過去を引きずりながらも、
惹かれあっていく。

その様子をとても繊細に、
情感たっぷりに描いてました。

美しい映像と音楽に身を委ねていたら、
あまりの心地よさに、
ちょっとだけ微睡んでしまった😅


カラー、モノクロ、セピア。

この切り替え方がすごくエモい。

どんな意図があるんだろうと、
必死で読み取ろうとしていたけれど、
まさか予算の都合だったとは!笑



以下ちょっとネタバレ?



クライマックス、
複雑な心境のまま駅で別れる2人からの、
あのラスト!

オシャレすぎた!


「直行?」
「…乗り換えよ」

この何気ない会話の回収の仕方が
素敵すぎる!

迷う女ゴゴロと
望みを賭ける男ゴゴロ。


乗り換えた列車が辿り着いた先には…☺️
そら

そら