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ラヴ・ストリームスのmtのレビュー・感想・評価

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)
1.6
ジョン・カサヴェティスの名前は知ってるし、作品名も知ってはいたのですが、見たことなかったし、他の映画を見たついでに見れる時間だったので鑑賞。
ベルリンで賞をとるなど大変評価されている作品らしいですが、……ちょっと理解できませんでした。。
不偏的であるような愛も常に流動していくというような大きなテーマについては共感できる部分もあるのですが、そもそも金にも住むところにも困ることのないようなセレブの方々が抱える悩みなんて、我々庶民には知ったこっちゃねえよ笑、という気分でした。
そもそも作家業のカサヴェティスはいつ働くんだ?笑
突然差し込まれるサラの夢のシーンも、暗示的ではあるんですが、???という感じで、ストーリーを読み取る意識が中断されてしまって大変でした笑
カサヴェテス監督作品はインディペンデント映画のジャンルを確立させたということで、確かに安っぽい血のり、照明、アクションなど、劇映画としてはこれはちょっと…という部分も乗り越えて大きなテーマを捉えていく姿勢は素晴らしいと思いましたが、今作は特にそのストーリーがメロドラマっぽい感じがして、そこまでして?という感じがしてしまいました。
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