ラヴ・ストリームスに投稿された感想・評価 - 47ページ目

家屋に浸入してくる動物を「馬」、少年が咥える物体を「煙草」と見てとるような態度で、この映画の‘love’を「愛」と置き換えてしまっていいものか。
異国で言葉を見失いかけるジーナ・ローランズのように、…

感情の赴くまま。
常識が、常識から15度くらいずつずれてる。
それでも彼らなりにひたむきで精一杯だから、見放せなくて困る。
夢の中にでもいるみたいに、身を委ねるほうがいいのかもしれない。
ぐわんぐわ…

「フェイシズ」から続けて鑑賞。一気に時代がとんで最晩年のカラー作品なので、カット数も多くだいぶ見やすくて、言い方を変えると普通？と思ってたらとんでもなかった。
本編と地続きに出てくる幻想場面。
コン…

愛を誰よりも求めるジーナ・ローランズ演じるサラはそれ故に夫も娘も失ってしまう。
精神を病んだサラが観る夢のシーンが一々痛々しく悲しい。
プールサイドで家族を笑わせようとするシーンやミュージカルのシー…

2016年 映画観賞052 (映画館044)

伝わるものはたくさんあるのに、感想を述べるための言葉を持ち合わせていないばかりか、この作品に身を委ねるのもやっとでした。理解の圏外には向かわずに消化不…

幼き日、大人になると車に乗ってルーレットを回し止まった数だけ黒い道を前に進み、様々なアクシデントに遭遇しながらお金を稼ぎいずれ伴侶が出来て子供が生まれる…
それが人生なのだと普通に思っていた。
そこ…

愛の奔流の渦に巻き込まれ溺れている人の姿を岸辺から見るのは痛ましい。しかし、溺れてる当の本人は岸辺の野次馬など見てはいない。必死に両手を虚空に向かって伸ばすだけだ。息を飲むほどの孤独感が美しく狂おし…

愛は永遠でたえまなく変わらないと信じる姉と、限られた愛に留まることのない弟………愛にたいして真逆なのにお互いどうしようもない虚無感………。
脳内が単純にできているわたしには共感することはできないし、…