愛がテーマのものは溢れるほどたくさんあるけれど、
そのメッセージや表現を頭で理解することはきっと意識を向ければ出来る。
そこで、この映画で提示される”愛”には、どうしようもなく揺さぶられるものがあっ…
こわれてないほうが異常なんじゃないかというほどの、メーター振り切り系狂気(十八番)を見せつけるジーナ・ローランズを堪能するための映画
タクシーの後部座席にポニー2頭乗せて帰ってくるなんてマジ正気の沙…
「人生は自殺と離婚と子供を打ちのめす連続だ」
それでもあの手この手で不器用ながらも折り合いをつけようと奮闘する姉弟から目が離せなくなる。何度も見てしまう。
ガンを患っていたカサベテスが最後に帽子を振…
いくら不器用で不恰好であっても僅かばかりの人が登場して、彼らを丁寧に追ってゆけば優れた映画となる。裏を返せば、肩肘を張らなくとも、映画とはその程度の存在でよいとも言えるのだけれど、それを忠実に、誠実…
>>続きを読むシネマート新宿、メナヘム・ゴーラン映画祭。
笑っちゃうくらい大荷物のジーナ・ローランズも、顔から血流すまで追いかけた女の母親とうっとりダンスするジョン・カサヴェテスも愛しい。カサヴェテスの息子の口が…
ジョン・カサヴェテス監督作、これで7作目の鑑賞です。ベルリンで最高賞、『ロッテン・トマト』で新鮮度100%、批評誌『カイエ・デュ・シネマ』の年間ベストで5位などなど、キャリア後期の最高傑作としてあま…
>>続きを読むは?
追記
同じ状況にいる姉と弟。
でも何故そうなったのかは真逆の結果。
愛に執着しすぎる姉と愛に執着できない弟。
真逆なのに、同じなところにいるそんな二人が面白かった。
これで泣ける人はどこに共…
このレビューはネタバレを含みます
愛の絶え間有る流れ
2009年4月11日 16時20分レビュー
原作脚本テッドアラン。ジョンカサヴェテス脚本監督主演。
当初カサヴェテスでわなく本作舞台化した時の主役ジョン…
キャラクターがまさに画面で生きている。こんなにチャーミングで、変で、愛すべき登場人物たちを、今まで映画で観たことがない。映画館で初めて号泣した。
終わってみて何の映画だったのかと聞かれると、返答に…