OSHO

ロゼッタのOSHOのレビュー・感想・評価

ロゼッタ(1999年製作の映画)
3.4
貧しい、ひたすら貧しい。
車(トレーラーハウス)に住むベルギーの貧乏母娘の物語。

ペットボトルで魚釣りのしかけをする姿、
必死に仕事探しする姿、
観ていて痛々しい。
カンヌのパルム・ドールを取った作品だし、良い作品なのかもだけど、観ていて辛くなるだけ。

主人公の娘は仕事にありつけない。
若くて、元気、きつい仕事でもOKなのに仕事にありつけない。
悪いことや法にふれることもしているけど、彼女は彼女なりの正義で動いていることが感じられる。
必死にもがいている。

一方、母親は酒に溺れ、良い酒を手にするために売春婦みたいなことをしている。

ラストで、やっと手にした仕事を辞め、貧しい生活を続ける。

本当に良い映画なんだろうけど、私は好きになれなかった映画でした。
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